9月です。夏休みシーズンも終わりました。快適だった通勤電車は学生さんの復活でまた混み出しました。これからの気がかりは台風21号を含め、あと何個上陸するかといったところです。
さて、今年の夏休みですが、初めて長男(小2)をプロ野球観戦に連れて行きました。こういうとき次男は留守番です。ひいきにしている球団はないので、手っ取り早く一番近所の神宮球場へ。(そこは東京ドームへ連れて行ってあげるべきだろう!とごもっともな意見もありそうですが。)
私自身、球場へ足を運ぶのは10年ぶりでした。最近ダフ屋が禁止されたと聞いていましたが健在でした。今は球場ではなく、駅の出口で活動していました。純粋な息子は「チケットを持っていない人を助けてくれる、親切なおじさん」と言っておりました…。
プレイボールには間に合いませんでしたが、「息子にプロの球を見せる事」、「球場の雰囲気を味あわせること」が目的だったので、まあいいとしました。何せ、まだルールも知らないわけで。ちなみに今回の企画は息子がキャッチボールに興味を持ったことがきっかけでした。
試合はヤクルトvs巨人戦、シートは1塁ベンチ裏の最前列。3度目のトリプルスリーほぼ確定の山田哲人もすぐ目の前で素振りしています。ヤクルトファンなら垂涎の席です。
観戦を始めると、息子は球場の大きさやにぎやかやムードを楽しんでいました。テンションもMAXです。 ただ、私の目論見とは裏腹に息子の興味はファウルボールが飛んでこないか?ということでした。そして隣の席の熱狂的なファンの応援とヤジを見て、目が点になっておりました。
「プロの球は速いだろう」
「プロ野球選手は大きいだろう」
と話すも、選手そっちのけでツバ九郎の方が気になっているようでした。
その後、しばらくして恐れていたことが、
「息子が飽きてきている…」
確かに野球は投手戦になると退屈。必死にストライクが3つでアウト。スリーアウトでチェンジ。などと解説しましたが、まだ5回も終わっていません。
こういう時は腹ごしらえと思い、観客席を後に。たこ焼きと神宮球場限定ツバ九郎サーティーワンアイスを購入。ちょっと気持ちが戻ってきたところにタイミングよくバレンティンのホームラン!さらに5回が終了した時点で花火の打ち上げ。逆隣のお姉さんからはお菓子をわけてもらい、息子のテンションは再び↑↑です。その間私は売り子から買ったビールも数杯目となり、お腹一杯です。
しかし、9時をまわったところで眠気には勝てず、8回までが限界でした。駅が混む前にと帰宅しました。球場の外にでると大きな歓声が沸きあがっていました。家でニュースを見たところ、その後、さよならホームランでヤクルトの劇的勝利。一番いいところを見逃しました。
果たして目的は果たせたのだろうか?息子の野球熱はその後覚めていないだろうか?試合そっちのけだった感が残るが、「また行きたい」といっていたので、きっと大丈夫だろう。
今回はそんな夏休みの一日でした。
おしまい